病気、けが、高齢、障害などによって運動機能が低下した状態に対し、運動機能の維持・改善を目的に運動、温熱、電気、水、光線などの物理的手段を用いて行なう治療です。
当院では資格を持った理学療法士、作業療法士が患者さんひとり一人の状態に応じて運動療法と物理療法を組み合わせたリハビリテーションを提供します。

運動療法

身体や四肢を動かすことで症状の回復、運動機能の改善を促します。病気やけが、障害に応じて到達目標を設定し、治療として実施します。運動療法が全てのリハビリテーション治療の基本となります。

• 関節可動域訓練
• 筋力増強・維持訓練
• 持久力向上・維持訓練
• 協調性改善・維持訓練
• バランス改善・維持訓練　など

物理療法

皮膚の表面から物理的刺激をあたえて行なう治療です。
疼痛の緩和、循環の改善、関節拘縮といった障害の予防改善を目的に用いられます。

• 温熱療法　（ホットパック）
• エネルギー変換療法　（超音波）
• 光線療法　（低出力レーザー治療）
• 牽引療法　（腰椎牽引）　　など